世界の中で自分だけ孤立している、
というような感覚について書きました。
この『孤立の恐怖』は
ぼくの場合は常時感じている訳では無くて、
何かのきっかけで、感情として立ち上がって来るようです。
今回は、テレビの通販番組を観ていて、
「この商品についての説明も、商品の欠点は説明しないんだろうな。
結局売れれば何でもいいのだろう。金儲けがしたいだけなんだ。」
と思った瞬間に急にテレビが観たくなくなり、気分が重たくなる、
という形で現れました。
今までは通販番組を観てそういう風になった経験は有りませんでした。
だから、この前に何か伏線になるようなことが有ったのかも知れません。
『孤立の恐怖』に気付いたのが最近だから、
これがいつ出て来るかとか、詳細は分からないのですが。
何か落ち着かない気分がしばらく続いていましたが、
ある本を読んでいて、いきなり気分が軽くなりました。
それは、さとうみつろう著『悪魔とのおしゃべり』の中の一節です。
『そもそも、この世は勘違い合戦だ。
「そう」勘違いした者の前に、
「そう」勘違いされた世界が現れるのだから。』
この前の文章も、
もちろん必要なんですが、
この一節がぼくにはスーッと入って来ました。
ぼくがどう思っていようが、
その考えをどれだけ強く信じていようが、
それはぼくの考えに過ぎないんだ、
そしてぼくが何を信じようがそれは勘違いなんだ、
というのが理屈じゃなく分かった気がしました。
そして、ぼくの勘違いに適合するように世界が現れただけなのかも知れない。
それだけの力が、人であるぼくには有るのかも知れない。
そう勘違いしたらどうなるんだろう?
そういう世界が現れるかも知れない。
気分は軽くなりましたが、
『孤立の恐怖』の元になっている信念が
これで無くなったかどうかは分かりません。
たぶん無くなってはいないでしょう。
また『孤立の恐怖』が出て来る可能性は大きいと思います。
相変わらずぼくは、自分を知る旅を続けるだけです。
