鼓動を 感じる
空気の波にのまれても
掴んだ手のひらから
脈打って
すべてを伝えようとする
わたしから溢れ出る
静かな流砂が
止め処もなく
とろとろと

閉じた瞳の奥に
赤い大きな
鼓動が見えた
わたしは沈む
深い深い流砂の奥に
ふかぶかと
溢れ出るように
落下していく
止め処もなく

闇の、終わり


何かを感じるのも、考えるのも、
誰かを信じるのも、誰かに触れるのも
触れられるのも、話しかけられるのも、
もう疲れた。
心が動く瞬間はとてもちからをようする。

時は進んで、わたしは一歩ずつ前へ進んでいる筈なのに、体のどこかの一部が、閉じ込められていて、時間と共に沈んでゆく。上へ前へ進んでいる筈の体と、同時に体の一部がどんどん離れてゆく。閉じこめられたその部分がどんどん壊死してゆく。静かなる、。





こうやってそのままを表現できるわたしはきっと、しあわせものだ。


私は小説を書きたくない!


やった!私は言ってやったぞ!

これで思う存分自由に生きられる。
小説は私の最愛の居場所だけど。


訴えたいことを伝えるのに、小説という媒体じゃぁ対象は誰もキャッチしてくれない。そもそも、私が小説を書くのに、こんなにもつまらないのはどうしてなのか!簡単だ。文芸部にも入っていないし部誌も作っていないし、嫌いな勉強も、嫌いな家とも向き合っていないから。私はマンションの一室に森ガールのような居場所を確保してしまった!小説に対する姿勢を再構築する必要があるのに、そのままだからだ!


好きな作品を作る!
その為に生きている。
そう蒙語することで生き長らえられる。
誰にも何にも縛られない!

そばの公園。さくらの花びらがたくさん散って絨毯みたいになってた。

ひとつぶひとつぶバラバラになっていて。こうして皆で、同じく死にゆけるならそれも良いかと思った。少しは怖くないかな。
いろんな人にたくさん出会ってわかったことがある。

誰だって不安定な部分を抱えて、それでも普通だって思って生きてる。