10月11日から2泊3日で黒部源流域の山に登ってきました。
本来であれば折立から入山して雲の平・鷲羽岳・三俣蓮華岳・黒部五郎岳を周遊するコースを歩きたかったのですが、この時期、日の出の時間が遅く1日の歩ける時間が短くなるため、このコースはなかなか厳しい感じ。それと今年はほとんど山に登っていないので、体力的にこのコースを2泊3日で歩く自信がありません。
結局、比較的楽なコースとして、新穂高温泉から入山して三俣山荘で2泊して黒部源流域の山を登ることとしました。
10月11日、朝3時半に自宅を出発。5時前に新穂高温泉:鍋平駐車場に到着。平日なので登山センター近くの無料駐車場に駐車できないかと密かに期待していたのですが、残念ながらもうすでに満車。いつも通り鍋平駐車場で駐車します。
準備を整えて5時15分から歩き始めます。約30分歩いて新穂高温泉登山センターに到着し、入山届を記載してから6時にスタート。天気は青空が広がっており、最高の登山日和という感じです。
約1時間半の林道歩きをしてから登山道である小池新道に入ります。紅葉を期待していたのですが、やはり、今年の猛暑の影響なのか茶色に枯れた感じの木々の葉ばかりで全く美しさがありません。
約4時間歩いて鏡平に到着。少しガスがかかっているものの久しぶりに池越しに槍ヶ岳・穂高連峰を望むことができました。
天気が良ければ鏡平からは槍・穂高を眺めながら登山道を歩くことになるのですが、このあと、槍・穂高にガスがかかってきて姿を拝むことができません。それでも、夏山と違って気温も低いので汗をかくこともなく快調に歩くことができます。
双六小屋からは双六岳の中腹を通る巻道ルートを歩き、本日の宿泊地である三俣山荘サイト地には午後2時15分に到着。昨年の夏にこの三俣山荘サイト地に来たときはものすごいテントの数でテントを張る場所を探すのにたいへん苦労したのですが、さすがにこの時期の平日なのでサイト地はガラガラ。水場に近い一等地にテントを張ることができました。
テント設営後はウイスキーをなめながら至福の午後を過ごしました。
鏡平から望む槍ヶ岳 水面に映る槍ヶ岳を見ることはできませんでした
双六岳中腹から望む鷲羽岳
巻道ルートからの眺望 中央に見える山は大天井岳?常念岳?
三俣山荘サイト地から望む鷲羽岳