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今、ここを過ごせますように~~認知症の夫と

夫は67歳でレビー小体型認知症と診断されました。
あの時ああしていれば…
これからどうなるんだろう…
どうしようもない過去や、どうなるかわからない未来に、つい囚われそうになります。
今できることに心を込めて過ごしてゆけるようになりたいです。

気管切開をした翌々日に一般病棟に移ってから1週間と少し経ちました。

ネーザルハイフローの酸素流量が徐々に減らされ、最後はほぼ加湿目的になり、更にここ3日は夜間のみとなっています。

昼間は酸素も加湿もなしで過ごせているようです。

面会中も、滞っている痰のせいなのか、気管のチューブが不快なのか、苦しそうな表情をすることもありますが穏やかな表情も見られてほっとしています。

 

ところが、

「次は胃ろうの設置です。」と言われ、少し前まで想像もしていなかった現実に必死で付いていっていたのに、

「胃ろうができないかもしれません。その時は諦めてください。」

と言われました。

事前の画像診断で胃に腸が被っていることがわかり、胃に空気を入れるなど腸の位置を動かすことを試みるが、うまく動かなかった場合設置はできない、と。

 

転院するなり  “看取り”か“延命か” という表現で『胃ろうとセットでの気管切開』の選択を急に迫られ、

到底 “看取り”を選ぶことなどできなくて、気管切開をお願いしました。

その後治療が奏功して夫はひとまず危険な状況を脱することができたのに、今後の安定的な栄養摂取の見通しが宙ぶらりんになってしまいました。

 

胃ろうができないかもしれないと聞いて、娘たちはショックを受けています。

私は胃ろうをすることに迷いがあったので、

もし腸が動かなければそれも夫の身体の声のように思えて、受け入れられるような気もしています。

逆に腸が動いてできることになれば、『胃ろうの選択は間違っていない!』って元気をもらえそうな気もして。

とはいえとことんヘタレな私、できなければやはり落ち込みそうです。

 

本当に何が起きるかわからない…。

新たに起きることを一つ一つ受け止め、そのたび、最善と信じられることを選んでゆくしかないんだなあと思っています。