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今、ここを過ごせますように~~認知症の夫と

夫は67歳でレビー小体型認知症と診断されました。
あの時ああしていれば…
これからどうなるんだろう…
どうしようもない過去や、どうなるかわからない未来に、つい囚われそうになります。
今できることに心を込めて過ごしてゆけるようになりたいです。

認知症病棟に移ってからは低め安定の夫。

 

精神科病棟の最後の頃の、

大声を出す

突然駆け出して滑り転倒しかける

裸足で立ち歩いて転倒する

ガラスに頭を打ち付ける

といった問題行動は引き続きほとんど見られないようです。

 

面会の時もいくらかの違いこそあれ

無表情に現れ、最低限のやりとりをし、苦しそうになり、早めに面会終了、

というパターンが多く、

ここのところは、そこに

「自分は世の中で一番悪い人間で、ここにはいられなくなり、もう会えなくなる。」

という妄想が継続中。

 

昨日は

「ご飯食べれてる?」「夜は眠れる?」「寒くない?」

などの私のいつもの当たり障りのない質問に、短く答えたり答えなかったりしながら、5分くらい経過したところで、

 

夫「そろそろ切り上げようか。」(キッパリ)

私「そう? わかった。じゃあまた来るね。」

夫「無理、しなくて、いい。」

私「無理なんてしてないってば。会いたいから来てるんだよ。」

夫「無理、しなくて、いい。」

私「私が来たら嫌なの?」

夫「そんなこともない。」(全否定しないんだ??)

私「じゃあ来たら嬉しい?」

夫「そういうこともない。」(ここ否定する?!)

私「会えても嬉しくないの?」

夫「本当のことを言うと、僕はこの世の中で一番悪い人間で…」(また来たー!)

 

なまじ会話が成立したりすると、

9月半ば頃まではひとしきりお喋りした後で、

「来てくれてありがとう。」

「また来てちょうだい。」

「気をつけて帰ってね」

ってまるで昔のままような様子で言ってくれてたんだけどなあ…。

なんて、つい未練がましく思い返して寂しい気持ちになったりしてしまいます。

 

あの頃のことも今の様子も、その時の夫の脳の状態によって引き起こされている反応であって

夫にもどうしようもないことなんですよね…。

 

なるべく雑念を払って、

私が会いたいから会いに行く。

そうシンプルに考えよう。