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今、ここを過ごせますように~~認知症の夫と

夫は67歳でレビー小体型認知症と診断されました。
あの時ああしていれば…
これからどうなるんだろう…
どうしようもない過去や、どうなるかわからない未来に、つい囚われそうになります。
今できることに心を込めて過ごしてゆけるようになりたいです。

無理しなくていいよ。

最近面会に行った時、状態の良し悪しに関わらず必ず夫が口にするフレーズです。

 

家族の負担を慮っての気遣い?

それとも家族と過ごす時間が負担になってる?

 

「来ると嫌なの?」

「そんなことはない。」

「会えると嬉しい?」

「そういうわけでもない。」

だしなあ。

 

「そろそろ切り上げようか。」

も言いがちなフレーズ。

折角来たんだから一定付き合わなきゃって悪いって気を遣ってる?

 

家で生活していた時も

調子の良い時、調子が悪く意識も認知も落ちきってしまっている時はリビングにいたけど、

その中間、意識や認知が低めで具合が悪い自覚が一定ある時は自室に籠りがちでした。

 

それで思い出すのがもう亡くなってしまった我が家の愛猫みーた。

元気な頃はしょっちゅうリビングで寛いでいる家族の上に乗って眠っていたのに

亡くなる前体調が悪くなるにつれ、身を隠すかのように姿を見せなくなりました。

あちこち探すと、人のいない部屋の隅っこに身を潜めていて

それは最後の最後、恐らく意識がなくなるくらいまで続きました。

 

飼い猫にも見られる猫のそんな行動は、回復のために静かな場所で体を癒そうとする本能だと読んだ事があります。

 

夫がそれと同じだと思っているわけではないけれど、

家族と一緒に過ごすことを望んでほしいと思うのは私のエゴかな。

夫には夫の思いがあるし、それを尊重するのは大切。

もちろん家族も家族の思いがあるんだから、それも蔑ろにはしたくない。

 

そんなことを考えながら面会から帰っています。