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今、ここを過ごせますように~~認知症の夫と

夫は67歳でレビー小体型認知症と診断されました。
あの時ああしていれば…
これからどうなるんだろう…
どうしようもない過去や、どうなるかわからない未来に、つい囚われそうになります。
今できることに心を込めて過ごしてゆけるようになりたいです。

今日は面会室に来てくれませんでした。

 

夫を迎えに行った看護師さんが

「『ご家族が面会に来られてますよ。』とお声掛けして、車椅子へ移っていただこうとしたんですが、

身体を突っ張るようにされてどうしても移ってもらえませんでした。」

と申し訳なさそうに戻ってこられました。

 

ここ数日は変動が多めで、呼びかけに反応する時と

全く意思疎通が図れない時とが頻繁に入れ替わっているとのこと。

 

これまでも調子が悪い頃は

面会室に来なかったり、

面会室の入り口で回れ右して出て行ったり、

腰掛けてもすぐ部屋に戻りたがったりしたことはあって、

初めてではないのに

今日は妙に悲しくなりました。

 

夫は日々、どんな気持ちで過ごしているんだろう。

 

家に帰ると、

「必要ないので持ち帰ってください」と病院で言われた

定期購読している囲碁の雑誌と、

以前出版した書籍の電子化が決まったので、

執筆者情報登録シートを返送してほしい、とのお手紙が届いていました。

 

それを見ると、更に切なくなって涙が出てきました。

 

どうしてかな、今日はことのほか悲しく切なく心細いです。