新型コロナワクチン優先接種始まる! | ふれあいのブログ

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渡島半島のほぼ中央にあり、駒ケ岳、横津岳、大沼国定公園がある自然豊かな七飯町で、介護予防と東洋医学のコラボレーションを追求する新しいタイプの通所介護施設&治療院「ふれあい」の紹介です。

代表の新部です

 

先日,当社にも新型コロナワクチン優先接種の案内が届きました(☆治療院職員,函館市、北斗市など町外職員を含む全員が対象となりました)。

 

もちろん,喜ばしいことではあるが,いくつかの疑問もあり,複雑な思いもあります。

 

そもそも優先接種の順番が,医療従事者→施設の高齢者→施設系の介護従事者→一般の高齢者→基礎疾患がある方→居宅系の介護従事者→一般の方となっているように感じる。

自治体によって違いはあると思うが,施設の高齢者・従事者が医療従事者の次に来るのであれば,本来,居宅の高齢者・従事者も同時進行しなければならない筈だ。

 

何故ならば,施設でなくても介護度が重い人はおり,自宅で訪問介護などのサービスを受けています。また,より重度の方は訪問看護サービスを受けている方も大勢いるのです。

施設介護か通所介護(デイサービス)の違いは,施設内で介護するか,通って介護するかの違いだけであり,要介護1~5の方だって通所介護に多く通っています。何よりも,施設ではなく自宅で介護が受けられるようにと始まったのが介護保険の筈です。

 

それにも拘らず,自宅や通所で介護受ける方が後回しになり,そこに訪問するヘルパー,デイサービス従事者,ケアマネージャー等が最後尾近くになっているのは,如何なものかと思う。

尚且つ,医療系の法人や施設を有する法人は,医療従事者枠,施設職員枠として,居宅系サービス事業者にも接種を行っている所もあると聞いている。

 

本来であるならば,同一敷地内や同一建物内においても,医療従事者のみ,又は施設従事者のみに絞って接種をしなければならなければフェアではない。

また,居宅系サービス優先接種は,そのサービス事業所のある自治体に住民票がある従事者しか接種できず,他の自治体から通っている従事者は対象外となるのだ(※医療系・施設系は自治体関係なし)。

 

これだと,県境などの自治体にあるサービス事業所は接種できる者とできない者の格差が発生することになる。

 

とにかく,医療系や施設系には柔軟な対応が容認されていて,居宅系には大変手厳しい内容となっているように思える。

 

どんな大義があって,いつ誰が決めたのかはわからないが,

 

そもそも,リスクは施設も居宅も同じではないだろうか?