◆茶道は「〇〇」の掛け合い
映画「日日是好日」を観てきました。
映画をみながら茶道を習っているような、
登場する茶道具たちがとても美しかったです。
とりたてて大きな事件があるわけでなく、
誰もが通るようなことを、
季節とともに感じながら
かみしめながら
生きていくことを描いています。
季節によって変わるしつらえが美しく、
少し前に、仕事で茶席飾りを
調べていたので、
「あ、風炉先屏風も変えるんだ。」
と分かる楽しみも。
そうそう、タイトルは
「茶道は“なぞ”の掛け合い」
お茶道具には“こうであらねばならぬ”
という決まりはありません。
作法は厳しく、細かい仕草まで決まっているのに、
使う道具には自由さが認められている。
だから、そこにメッセージや遊びの要素を
入れ込むことができるんだと思います
と原作者はおっしゃっています。
実は私、昔茶道を習っていたことが
あるんです。
あまりにもがさつな自分の所作に
がっくりしまして^^;
短い期間だったので、
すっかり忘れてますけどねー。
習っていた場所は文化センターだったので、
映画に出てくるようなお茶室で習えたら
きっと素敵だろうなぁ。
あー、もう最近「和」のトリコです。
映画に出てきた好きなことば。
世の中には、『すぐわかるもの』と、
『すぐにはわからないもの』
の二種類がある。
すぐわかるものは、
一度通り過ぎればそれでいい。
けれど、すぐにわからないものは、
何度か行ったり来たりするうちに、
後になってじわじわとわかりだし、
「別もの」に変わっていく。
そして、わかるたびに、
自分が見ていたのは、
全体の中のほんの断片にすぎなかった
ことに気づく。
すぐ結果を!
すぐ説明を!
ではなくて、
物事を長い目でみるということの
大切さ。
すべては自分の中にある
とは陳腐な言い回しかもしれないけど、
そんなことがなんとなくわかり始めた
今日この頃です。
*ちなみに子供たちは
「若おかみは小学生」
を観ました。
面白かったそうですよ^^
娘っ子は、前から本を読んでいたほど
原作の大ファン♪
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