鳩山首相が辞意を表明。
正直、落胆しました。
沖縄の普天間基地に関する迷走ぶりなど、
首相の指導力に問題があったことは否めません。
しかし、「政権投げ出し」が本当に良かったのか・・・・
今回の事態を受け、来月の参院選で
「投票したい政党がない」という国民が大半だと推察します。
政治に対する無関心層が一気に増え、
「民主主義の危機」が訪れる状態を考えると、
鳩山首相は「罪深い人」と言わざるを得ません。
去年、民主党を中心とする政権が成立した時、
私は楽観こそしなかったものの、かなり期待しました。
権力の維持に腐心してきた自民党政権が引きさがり、
「生活重視」の政策が実行されるのではないかと。
「子ども手当」がいいかどうかはともかく、
鳩山内閣は「人を大切にする」政策を打ち出しました。
これは、日本の戦後政治で特筆すべきことだと思います。
これまで、「国民を豊かにする」というスローガンは
何度も打ち出されてきました。
ですが、多くは公共事業重視で、特定の団体の利益と
密接に結びついていたことは否めません。
それに対し、鳩山内閣が公共事業とは別のやり方で
「人に優しい政策」を打ち出したことは意味があったと思うのです。
それが道半ばで頓挫する。
次の選挙では「マニフェスト」も色あせるでしょう。
その代償の大きさにため息が出ます。
未来への希望が失われた悲しさ。
気分が落ち込んだ時には、希望をつなぐ曲を
聴いてみましょう。
このブログでも取り上げたことがある「A Child Is Born」です
↓
http://ameblo.jp/slowboat/entry-10435818660.html
次代への希望を描いた曲を聴くことで、
やるせない気持ちを和らげたいと思います。
今回、ご紹介するのはドラマーのエド・シグペンのリーダー作
「ミスター・テイスト」に収められた一曲。
ドラム~ギター~ベースというトリオが
好演を聴かせてくれます。
わずか3人が奏でる音楽でありながら、
緊密な連携の為、奥深く聞こえます。
「渋い名人芸」を好む方にオススメしたい一枚です。
1991年4月と7月の録音。
Ed Thigpen(ds)
Tony Purrone(g)
Mats Vinding(b)
⑤A Child Is Born
普通ならギターがメロディを奏でるところですが、
このトラックではベースがその役割を担っています。
これがなかなか良い!
マッズ・ビンディングのベースは非常によく「歌う」のが
特徴ですが、ここでもその才能をいかんなく発揮しています。
やや太い音でありながら、スピード感があり、
軽やかにメロディ~ソロへと移行するベース。
この「無理のなさ」が演奏の価値を上げています。
ベース・ソロの後はギターにバトン・タッチ。
他の曲では性急さがあるトニー・パーロン(g)ですが、
ここでは抑えた表現です。
最後のメロディは再びベース。
全体的にマッズ・ビンディングをフューチャーすることを
ねらった演奏だと言えるでしょう。
これから先、政治はどうなるのか・・・・・
政党政治に絶望することなく、投票を続けるのが
「あきらめない国民」のあり方であり、
今後のためでもあると思います。
実際の選択は非常に困難ですが・・・・
せめて「子ども達のため」を思って選択できる
人なり政党なりを見つけるしかないのでしょうね。
