揺らぎ | 50代からのスローライフ〜癌サバイバーが描くヒーリングアート        

50代からのスローライフ〜癌サバイバーが描くヒーリングアート        

2015年悪性リンパ腫ステージ4から生還し、健康の大切さを痛感しスローライフを始めました。講師業から絵描きへ薬草を育てながら天使画・曼荼羅・点描画等を描いており販売もしています。アートや薬草、健康に関することを発信しています。

こんばんは。こばです。
ご訪問ありがとうございます。






この4年程、正確には
病気した8年前くらいから
自分の好きなこと
楽しいこと
ワクワクすること

だけをして来て

嫌なことはしない
と言うスタンスだったのですが、

何と言うか…
気が済んだのでしょうね。

最近は
嫌いなこと
苦手なこと

をしてみたいと言う
気持ちが湧き上がって来て
色々とチャレンジ中です。

好きなことだけをするのは
ストレスはないのですが、
苦手なことを克服した時の
達成感というのを
体験しないままなんだなと。
進歩とか成長もないというか…

それが何となく違和感で
せっかく30億分の1の確率で
生まれて来たのに
苦手なことにチャレンジ
しないで行くのは
宿題を残したような気がして…

好きなものだけ毎日食べていたら
飽きてきますよね。
栄養も偏るし。

苦手なレバー食べてみようかな?
調理次第では美味しく
食べられるかもかもしれないじゃん。

嫌いを克服しないままなのは
何かもったいないかも。

みたいな感じですかね。

思考も同じで
偏る気がするんですね。
バランスが悪くなって
他の意見を受け入れ難くなるような。

やはり
気が済んだのだのでしょうね。
気持ちに余裕ができたのかもしれません。

対極を体験して
物事の本質に気づく事も
ありますもんね。

ストレスケアの学長が
講義の時に

毎日楽しくてワクワク!
ということや
落ち込んで気分が晴れない
ということが
2週間以上続くというなら
気をつけないといけません。

人間は、楽しいことの中に
少し苦しいことがあって
揺らぎながら右肩上がりに
人生を構築して行くのが
ベストではあります。

嫌だなあと思うことは
成長や進歩と捉えて
みましょう。

固定ではなく
「揺らぎ」が大切です。

と言われた言葉が
とても印象に残っていて

例えば
「あなたは今のままでいいんですよ」

という言葉が
ずっと違和感だったんです。

捉え方の問題かもしれませんが、
「努力しなくてもいい」
みたいな言い訳に聞こえて。

努力した先に
「今のままでいい」
というのなら理解できるのですが。

「頑張る」
という言葉も使わない方がいいみたいな風潮。

わたしは、この
努力するとか
頑張るということが大好きなんです。

ですから、もの凄く肩身の狭い想いをして来たのですね。

まあ、だけど
好き過ぎて病気したんですけどね。

ほどほどにしておけば
よかったんですけど。

今は自制できるように
なりましたけど、
病気前はこれが
とても難しかった。

ただ、たまに戻りそうになるので
この「揺らぎ」を少し意識
してみようと思いました。

好きな事ばかりしたお陰で
そんなふうに思えたので
この体験も貴重だったと
感じます。

好きなことはもちろん
続けて行きますが、
その中に苦手なこと
嫌いな事にも少し
チャレンジして行こうかなと
思っています。