こんばんは。こばです。
ご訪問ありがとうございます。


アーティストとして
あなたにインスピレーションを

与えるものは何ですか?

と言う質問を受け
改めて聞かれると
返事に困ったのですが、

今まであまり意識したことが
ない問いかけと解答だったので
少し考えてみました。

わたしは田舎育ちなので
目の前に常にコバルトブルーや
エメラルドグリーンの海があり
潮騒の音を聴いて育ちましたし
海に沈む柿色の夕陽を見て
夕食を摂ったり山に行って
木の実を食べたりするのが
日常でした。









教会の色鮮やかな
ステンドグラスは
子どものわたしには
壮麗で刺激的で
オルガンの演奏や讃美歌を
聴くと旋律に乗って
色が視える気がしますしね。








大人になっても
その時の情景が目に浮かび
わたしの原風景になっています。

なので、今でも田舎に帰って
家庭菜園や薬草を育てて
自然に囲まれて絵を描きながら暮らしたい程です。

そういう渇望が
もしかしたら
インスピレーションの源に
なっているのかもしれません。

それと、読書が好きで
一日中書店に居られるタイプです。

本を読まない次男に
「お母さん、一日中本屋さんに
居ていいと言われたら
やったーと思うけどね」
と言ったら

「変わってるね」

と言われましたけどね。

本から得られる感動とか
想像力とか擬似体験を出来る
ということや
新しい知識を学ぶ時の
ワクワクする感じとか…
それが本を読む理由ですが、
そういう好奇心も一因に
なっているのかなと思います。

他の方の絵を観ると刺激を
受けますし
時間が許すなら個展とか
美術館巡りとか
美しい景色を観る旅行とか
してみたいですし
そこから得られる
インスピレーションは
とても大きいと思います。

それと、これは
意識してしていることなのですが、
再発予防と治療の一環として
韓流、華流ドラマをよく観ます。
最近は漫画も読みます。







特に歴史物は
小物や装飾品や服装が
とても色鮮やかですし
ドラマの中に出てくる
詩や言葉がとても美しく
その情景を想像して
描いたりしますので、

そこからもインスピレーションを
得ていると思うのですが、
基本的に
ロマンチストなんでしょうね。

自分の今までの体験は
感受性の発露となりますし
それを、どのように表現し
昇華していくかということは
「アーティストの独自の視点と創造的なビジョンに依存する」
ということでしたが、
これは、精進の必要性と共に

日々感じていることではあります。







好きな時に好きなように
好きなものを描く
というスタイルなのですが、
どうしてそうしたかったのか
改めて自分が絵を描く理由の
確認になりました。

スタイルやスタンスは
今後変化していくかも
しれませんが、
何かを創造したいという想いは
生涯、変わらないと思います。

改めて、絵描きとしての
自分を振り返る
いい機会を得たことに
感謝しています。