メッセージアート ・砂上の楼閣 | 50代からのスローライフ〜癌サバイバーが描くヒーリングアート        

50代からのスローライフ〜癌サバイバーが描くヒーリングアート        

 2015年悪性リンパ腫ステージ4から生還し、健康の大切さを痛感しスローライフを始めました。講師業から絵描きへ
 薬草を育てながら天使画・曼荼羅・点描画等を描いており販売もしています。アートや薬草、健康に関することを
 発信しています。

こんばんは。こばです。

ご訪問ありがとうございます。









空中に自分の城を思い描きましたか?

よろしい!!

そこにあなたの城は建つのです。

では、まず、その下に
基盤を創ることから始めなさい。

ヘンリー・ダービット・ソロー

「願えば叶う」と提唱する
自己啓発本が多い中、
ヘンリー・ダービット・ソローの、
そのためには準備や計画が必要だと説いた

現実的なところが好きです。

自己実現するためには、
そのために必要なことを学び、
研鑽、熟達するための
必要な年月を費やす準備は
できていますか?と
問われているような気がします。

日本語の中に
「守・破・離」
と言う言葉がありますが、
「守」ができるまでの数ヶ月、
数年を疎かにして
「破」を待てずに
一足跳びに
「離」に行ってしまう。

それが失敗の原因だと
分かっていても

失敗しながら学ぶ
走りながら考える
スピードアップ

と言う言葉に迷い
人にはできても
自分は亀の歩みだということを
つい忘れてしまう。

そもそも、
それを望んでいたのかさえ
怪しかったりする。

「急がば回れ」

ですが、もう何年も同じ所を
回ってる気がするなあ。

道草ばかりで
何て無駄の多い人生だろうか
と思いますが、

スピリチュアル界でも
飛び級はないそうですから
自分のスピードで
一歩一歩進んでいくしかない。

途中に草原や湖があったら
好奇心の赴くままに
きっと寄り道して
中々目的地に着かないんだろうな!
それもいいかも!と思いながら
久しぶりに天使を描いてみました。

病み上がりの絵は、
普段考えないような構図だったり
言葉が湧いてくる。

自分の身体への慈しみや
感謝や畏敬の想いが
溢れ出てくるからだろうか。

また絵を描けるようになったことが
嬉しくて、今回はメッセージも
入れてみました。

私のテーマでもあるので
自戒を込めて。

「砂上の楼閣」

幸せな人は、幸せだと
声高に言ったりしない。
幸せであることが
「普通」になっているから。

知識のある人は、
人前でひけらかしたりしない。
まだまだ知らないことが多い
ということを知っているから。

家族を大切にする人は、
仕事の成功を話したりしない。
家庭の幸せなくして
仕事の成功はありえないと
わかっているから。

強い人は
自分のスピリチュアリティを
前面に出したりしない。
使命も運命も幸運さえも
特別に与えられたものではないと
知っているから。

人はとかく人より優れていることを
証明しようとするが、
それはことごとく失敗する。

証明しようとすればするほど
何も持っていなかった
何も知らなかったことに
気づくからだ。

私達がこの世でできることは
限られている。
その限られた時間の中で
何を成し遂げたか
誰の役に立ったか
ということより

いかに生を謳歌できたか
ということのほうが
重要で大切な事だったりする。

困難は
「答えは自分の中にあり、
どんな結果も自分で決めたほうが後悔は少ない」

ということを体験するための
道程に過ぎないとしたら

私達はいつも自由に人生を選択し
デザインしていけるということを
忘れてはならない。