還暦過ぎて思うこと・これからの時代は… | 50代からのスローライフ〜癌サバイバーが描くヒーリングアート        

50代からのスローライフ〜癌サバイバーが描くヒーリングアート        

 2015年悪性リンパ腫ステージ4から生還し、健康の大切さを痛感しスローライフを始めました。講師業から絵描きへ
 薬草を育てながら天使画・曼荼羅・点描画等を描いており販売もしています。アートや薬草、健康に関することを
 発信しています。

赤とゴールドで作ったサンキャッチャーです。

 

 

 

 

昨年から仕事はほとんどせず

野草や薬草、薬膳、発酵食品

天使画や薔薇の絵を描き

 

韓流・華流ドラマ視聴…と2年近く

好きなことばかりしていました。

 

元々、60歳になったら

全ての仕事をリタイアして

絵を描いていこうと

決めていたのですが、

 

病気のために3年ほど

前倒しになりました。

 

 

でも、その病気のお陰で

今までとは違うチャレンジを

することができたし、

娯楽の大切さを再認識することもできた。

 

「この人生で何がしたかったか」

ということが明確になった気がします。

 

病気する前までは、

「どう生きるか」

と言うことがテーマでしたが、

 

病気をして仕事の強制終了を

余儀なくさせられ、還暦が過ぎた頃から

 

平均寿命まであと何年生きられるか

それまで何ができるか

私は何がしたかったのか

やり残したことはないか

 

ということを考えるように

なりました。

 

そして、その中に「仕事」という

選択肢が随分前から

無くなってることに気づいたんです。

 

あんなに好きだったのに・・・

 

今までは、絵を教える立場だったので

ずっと描きたいと思いながら

それが中々できなくて、

 

でも、「いつか」とか「後で」

とか言っていたら、その「いつか」は

永久にやって来ない。

 

時間がない

体調が心配

もう年だから

主婦業があるから・・・

 

言い訳ばかりして

できない理由ばかり探しているうちに

時間は、刻々と過ぎ去ってしまう。

 

せっかく肉体を持って

生まれてきたのだから、

 

ずっとしたかったことをしようと

決めました。

 

予定より3年早まりましたが、

その間、ミッドライフクライシス

(中年期の思春期とか危機とか

言われています)とやっと

向き合える余裕ができたのだと

思います。

 

 

還暦過ぎると

きっと、私だけではないと思うのですが

気力はあるのに体力がだんだん落ちて

いくのがわかるんです。

 

40代の時の体力と

50代と60代ではまた違う。

 

その加齢の途中で病気をすると

体力の低下とともに気力も落ちてくる。

 

そうすると、できないことや

諦めることが出てくる。

 

体力と気力のギャップを感じながら

日々過ごしていると

 

仕事のために家庭を犠牲に

してきたことに気づいて

もう一度、主婦業をやり直そうと思ったり

 

健康の有難さを

再認識することはもちろんですが、

自分が機嫌よく過ごすことが

何より大事と思い至ったり

するようになりました。

 

 

年を重ねると、変化への対応が

恐ろしく遅くなりますが、

 

その代わり、若い世代にはない

経験と知恵があるはずです。

 

それをもってすれば、

トラウマや世代間連鎖は

克服するのではなく、

 

それらを抱えながら

自分を活かしていくことも

可能なはずです。

 

これから世の中が、信じられないくらい

変化していくと思います。

 

「あなたが見れなかった

世界の移り変わりを

代わりに見てくるからね」と

長男と約束したことが

現実になっていくと思っています。

 

きっと、

人目を気にしたり自分を抑えなくても

いい時代に突入します。

 

仕事をしたい人は仕事をして

好きなことをしたい人はそうして

人のために何かしたい人はそうして・・・

自由に選択できる時代がくるはずです。

 

ぐるぐる迷いながら

行動できない時があってもいいし

辛いなら休んでもいいし

少しくらい遅くなってもいいから

 

チャレンジすることを怖がらず

還暦以降の自分の人生も

クリエイトしていけたらいいなと

思います。

 

大切な人達と一緒に。

 

 

木場和美/薬絵・ヒーリング画家

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