敵がわからなければ闘えない | 50代からのスローライフ〜癌サバイバーが描くヒーリングアート        

50代からのスローライフ〜癌サバイバーが描くヒーリングアート        

 2015年悪性リンパ腫ステージ4から生還し、健康の大切さを痛感しスローライフを始めました。講師業から絵描きへ
 薬草を育てながら天使画・曼荼羅・点描画等を描いており販売もしています。アートや薬草、健康に関することを
 発信しています。

紹介状はいただいたものの、

まだ長大に行けずにいました。

深刻な状態だと

頭では分かっているのです。

だから、どうにかしてトラウマを

外して診察に行かなければと

思いました。

 

 

それだったらストレスケアしか

あるまいと思い、友人に

「Y先生のストレッチを1回受けて

みたい」と連絡してみました。

 

 

彼女は、自分の分の予約を

私に譲ってくれて

翌日、2人で待ち合わせて

Y先生の所に行きました。

 

 

何故、ストレッチを受けたいと

思ったのか!

身体の緊張を取らなければ、

日伸ばしして

このままエスケープしてしまう

と思ったからです。

 

 

Y先生のストレッチは、

ダイナミックで優しくて

とても繊細なタッチでした。

施術中ずっと眠っていました。

 

 

Y先生は、ご自分も大病されて

ご苦労されてるのにとても明るくて

好奇心旺盛でとてもポジティブ。

体調が悪かったらすぐ病院に

行かれるのだそうです。

 

 

その原動力はどこからくるのだろうと

思いながら

「先生、病名告げられるの

怖くないですか?」と

お訊きしました。

 

 

そうしたら、Y先生は

ちょっと意外そうな表情をされて

「だって、敵がわからなければ

闘えないじゃない?」

と仰ったのです。

 

 

敵?

 

闘えない?

 

そうか!!

 

闘わないといけないんだ・・・

 

 

現実から逃げてばかりいた私は、

何だか憑き物が落ちたような

気がしました。

 

 

ストレッチをした後だったので、

身体の緊張が取れて心が柔軟な思考が

できるようになっていたことも

あったと思います。

 

 

明日、病院に行こう

いや、行かなければ!!

 

と、やっと決心しました。

 

 

自分の予約を譲ってくれた友人には

とても感謝しています。

 

 

同時に、Y先生の所に行くように

仕向けてくれた見えない存在にも。