予想外の結果 | 50代からのスローライフ〜癌サバイバーが描くヒーリングアート        

50代からのスローライフ〜癌サバイバーが描くヒーリングアート        

 2015年悪性リンパ腫ステージ4から生還し、健康の大切さを痛感しスローライフを始めました。講師業から絵描きへ
 薬草を育てながら天使画・曼荼羅・点描画等を描いており販売もしています。アートや薬草、健康に関することを
 発信しています。

椎間板専門の病院に受診したのは、

5月27日でした。

右ふくらはぎの痛みが出てから

すでに40日ほど経過していました。

 

 

この頃には、浮腫みが出ていて

顔色は悪く体も重くて

5m歩いただけで疲れて、

足は引きずるようにして

歩いていました。

 

 

諫早市内までバスと電車を乗り継ぎ、

休憩しながらやっと病院に着いた時

にはもう一歩も歩けなくて、

看護師さんが

車椅子を準備してくれました。

 

 

診察時も、自分で立てなくて

介助が必要でした。

その様子と診察の結果を見て、先生が

「どうしてもっと早く来なかったんですか。

これは酷いですよ」と言われました。

 

 

右足の痺れは一部麻痺していて、

体がだるく両足共に浮腫んで

脚はパンパンでした。

「こんな状態でお1人で来られたのですか?」

とも言われました。

 

 

すぐに、腰のMRI検査をしました。

着替えの時も、ここに来るまでに

体力を使い果たしてしまったのか、

両足に力が全く入らず、自分で

自分の足を持ち上げたり下げたり

してとても時間がかかりました。

 

 

検査が終わって診察までの時間の

長いこと。

車椅子に座ってるのに、

帰りはどうやって

帰ろうかと思っていました。

 


名前が呼ばれて先生が、MRIの写真

を診ながら最初に発する言葉が・・・

この間が嫌いです。

 

 

先生:「木場さん、

    予想外の結果です。

    椎間板には何の異常も

    ありません。

    むしろ、とてもキレイです」

 

私:「えっ?じゃあ、先生

   この症状は何なんでしょうか?」

 

先生:「そこなんですよね・・・」

 

もう一度診察をしてその後に、

先生:「馬尾神経が何らかの原因で

    圧迫されて出ている症状だと

    思います」

 

私:「圧迫と言うのは、腫瘍とか・・・

  ですか?」

 

先生:「検査をしてみないと何とも

    言えませんが、とにかく

    整形外科の病気では

    ありませんので、長大の

    総合診療科をご紹介します」

 

ということで、

紹介状を書いてもらいました。

 

帰りは、長崎までどうやって帰った

のかよく覚えていません。

 

脚の痛みとだるいのと不安と、

何でもっと早く受診しなかったのか

という後悔と、私に何かあった時の

息子の健康管理は誰がしてくれるのか

という心配と・・・