おちばちる 田舎の秋の、朝のコケ散歩@豊田市小渡町① | Kokegurashi(こけぐらし)

Kokegurashi(こけぐらし)

「道ばたに生える、苔の気持ちを考えてみる」
愛知県豊田市旭地区から
身近なものの大切さをかみしめる穏やかな暮らしかた、
「こけぐらし」な日々を発信しています。






週末、とある用事があったので

実家に帰省しました。





秋の田舎。






通り過ぎる山々は

複雑に紅葉、黄葉し、

この上なく美しいグラデーションで

僕の目を楽しませてくれました。





せっかくだから、

そんな秋の景色を思う存分楽しもうと

泊まりの翌朝、

早速ぶらりコケ散歩に出かけました。





秋の田舎は落ち葉に彩られ、

普段なにげなく通りすぎてしまう

ごく普通の通りの景色ですら

絵に描いたように美しい。






こけぐらし(Kokegurashi)






これは降り積もる落ち葉の色のせいか、

かわいた空気のおかげか

または差し込む朝日の角度の違いか。






いずれにしても美しい色合いの、

朝の田舎の風景。





樹上で枯れた種は

芸術作品のようにうつくしく

コケの背景にくっきりと浮かんでいました。





こけぐらし(Kokegurashi)







壁にあるコケたちは

心なし凍っているのか、

先が白っぽくなり、

珍しい様相を呈しておりました。





こけぐらし(Kokegurashi)





落ち葉はコケ壁をつたって

地面へと降り積もり、

地面と壁の境目を埋めていく。





こけぐらし(Kokegurashi)





上から見ても、横から見ても。





こけぐらし(Kokegurashi)






そしてその落ち葉を、

通行の邪魔にならないようにと

誰かが一生懸命道路わきに寄せた形跡も

見てとれました。





自然と共存する、いなか住民の営みがここに…。






うつくしき田舎の秋のコケ散歩は

もう少し続きます。





つづく






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