おちばちる 田舎の秋の、朝のコケ散歩@豊田市小渡町② | Kokegurashi(こけぐらし)

Kokegurashi(こけぐらし)

「道ばたに生える、苔の気持ちを考えてみる」
愛知県豊田市旭地区から
身近なものの大切さをかみしめる穏やかな暮らしかた、
「こけぐらし」な日々を発信しています。






かくしてつづける田舎の秋の、朝のコケ散歩。






落ち葉ふりつもる大通りから


山のほうへと続く道を発見。





そびえる針広混交林の山々と、


その合間を見事に切り開く


グレーがかった秋の空。






こけぐらし(Kokegurashi)





その様子を地上のコケは


今日もじっと


身を白くして眺めていました。





朝日のぼるのを、


そしてこの白い霜が融けるのを


待っているのか。





それとも


霜も自然の一部と


割り切っているのか。





そんなコケが見上げる空の横には


勢いのよい水の流れ。






こけぐらし(Kokegurashi)





この冷たい水の流れ。


見ているだけでも


指先から凍ってしまいそうな錯覚。





田舎の冬は、寒い。





地面のコケと


それを取り囲む小葉たちも


全部が全部白みを帯びる。






こけぐらし(Kokegurashi)





かれらも立派な


田舎の秋の朝の


ほの白い景色の構成者。





近くのアスファルトの地面には


コケと地衣類が描いた模様。






こけぐらし(Kokegurashi)





コケも地衣類も、そしてその他地面も


普段より全体的に白みがかって


もうどれがコケで


どれが地衣類なのかよくわからなくなっていました。





秋の景色、と言いつつ、


寒さでほんのり白みがかった景色は


都会の感覚では冬の景色にさえ近く感じる。





しかしここではこれが秋の景色。





田舎の秋を、もう少し堪能します。





つづく





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