植物なのに根っこがない!?コケの生態② | Kokegurashi(こけぐらし)

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「道ばたに生える、苔の気持ちを考えてみる」
愛知県豊田市旭地区から
身近なものの大切さをかみしめる穏やかな暮らしかた、
「こけぐらし」な日々を発信しています。






お久しぶりになってしまいましたが、


先日のコケの生態の続き。


コケの生態を紹介した先日の記事はこちら。






先日の記事でもご紹介しました通り、


植物進化の順番から分類すると


水中で生きる「藻類」と


地上で生きる「シダ植物」のあいだに位置するコケ植物。







こけぐらし(Kokegurashi)






進化の系譜をもう少し広く見ていくと、


下のほうにある植物(生物)は単純な構造で、


上のほうにいくほどより複雑な構造に進化していきます。






上の図で言うと、シダ植物より上にある植物は


茎の中を縦に走る、「維管束」という組織を持っている。


言い換えれば根・茎・葉を持ち、


その維管束を使って、


水や養分を体の上へ下へと移動させることで生活しています。


このため、これらの植物は「維管束植物 」と呼ぶこともできます。





一方、これより一つ単純な構造をするコケ植物は、


その体色、「緑色」からもわかるように


「光合成」をする「植物」でありながら、


実は「維管束植物」ではない。






「植物」だけど根・茎がなく、


根・茎がないけど「植物」なのです。






しかし、植物であるのに根っこや茎がないという単純な構造で


どうやって生活しているんでしょうか?






そのあたりのメカニズムはまた後日ご紹介しますね(^_^)v






乞うご期待です。






次回はとりあえず、先日8/25(日)の


福蔵寺ご縁市出店の様子をご紹介させていただきます。







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