大学近くにあるSparkasse銀行本店の中に入居しているイタリアンレストラン「Bellini」は、ランチタイムは特に大賑わいです。

 

 

Universitätsallee 14

 

 

 

この界隈には、大学生向けの食堂やサンドイッチ屋さん、カフェがあるのですが、研究施設も多いため、研究員やサラリーマンがお洒落にビジネスランチをするお店がないため、ここは重宝されているようです。

 

お昼の13時にはほぼ満席になりますし、天気が良ければテラス席も埋まっています。

 

前菜盛り合わせをオーダーしました。

生ハムや、野菜のオリーブオイル漬け、チーズ、自家製パセリのペスト、自家製ハーブバター、そしてオリーブと盛りだくさんです。どれも本場イタリアを思わせる美味しさです。

 

小さなパンは焼き立てでふかふかです。

 

 

週替わりでランチメニューが揃っています。

ピザは、とにかく二重丸です。もっちりとした生地で、サラミとたっぷりチーズがのっかています。

羊乳のホワイトチーズの強い風味が、美味しさの秘訣です。

 

 

リガトーニ ボロネーゼ+生クリームソース

パスタはちょっと硬めに茹で上がっています。コクのあるソースで、ボリュームがあり、しっかり食べた~という感覚になりました。

 

 

ペンネ ブロッコリーと大正エビ 赤いソース

これは海老のエキスがうまくパスタに絡んでいて美味しいです。固めのブロッコリーは、アクセントで、バランスよくまとまった一皿です。

 

 

合計44ユーロでした。

 

 

Belliniは、Viertel地区とSchlachte地区にもあり、大学店は三店舗目なのです。地元ではすっかりお馴染みのリストランテではありますが、大学店は天井が高く、シックで洒落ていて、夜は大人のバーとしても知られています。

 

大学界隈という土地柄か、インテリジェンス溢れる客層となっています。隣のテーブルは英語で、後ろの席はスペイン語で会話していたり、とても国際的な雰囲気も素敵です。

 

 

自宅から半径二キロ内で、大人のお店を探していたので、いいレストランを見つけたな、ルン。

 

ブレーメンは桜が満開となっています。

青空にピンクの桜、コントラストが美しいです。

ブレーメンのWartburg strasseには、十本の桜が等間隔に植えられていて、この時期、その華やかさから多くの地元民が花見に訪れて、地域の自慢となっています。

 

 

春の陽気に誘われて、こんもりと花を咲かせています。

残念なのは、ピクニックをするような広場がないことです。通りには、ハンバーガーショップやトルコ料理店があって、外で飲食できるようになっているものの、ピクニックシートを広げておにぎり食べたり、カードゲームをしたりしたいんだよね。これだけ見ごたえのある桜並木なので派手さがあってもいいのに、今一つなんだよな。若干地味というか。

 

故郷富山でもソメイヨシノの開花が待たれています。私はここの桜を撮影して、地元の友人や家族に桜満開を伝えました。ブレーメンでは、ブレーメン大学辺りがお花見スポットかと思うのですが、ハンブルグやハノーヴァーのように桜の公園があるといいのにと思います。

いや~、本当に美しい、うっとり。

映画「国宝」がブレーメンでようやく上映され、二人の主人公の女形にうっとりしてきました。

3時間超えの長大作でしたが、任侠の出ではあるが才能あふれる喜久雄の「宿命」と、歌舞伎一家の御曹司として生まれたしゅん坊の「運命」が、対照的に描かれていました。


芸を極めたい二人の切磋琢磨と、家族の葛藤。我が息子が人気役者になる日を今か今かと待っておる、母の気持ち。一門に弟子入りした喜久雄の才能が開花するのを目の当たりに見て、甘ちゃんのボンボンであるしゅん坊は「あんたが来いさえせえなんだら、何もアもまっすぐに進んどったに違いない」とつぶれそうな表情でつぶやく。

守ってくれる血のつながりがないため、たぐいまれな才能を持ちながらも端役しかもらえない喜久雄、「なにやってんだよ、こんなとこでこんなことしてたら、ずっとこのまんまだぞ。ここから這い上がんだよ。ここから這い上がれよ。」と自分を信じて稽古に励む姿。

 

 

本物の役者になるためには、多くの悲しみと別れと苦しみを重ねていく必要があったんだなと感じました。

 

小説は上下巻の大作なので、映画では内容がずいぶんカットされていました。例えば、しゅん坊の赤ちゃんの死、喜久雄の映画作品出演、喜久雄の長崎からの幼馴染である徳治のサポート、喜久雄の隠し子である綾乃のぐれた青春などです。

国宝の物語としては、重要なエピソードではあるのですが、花道で踊る女形の映像美を優先したいので、そんな泥臭い部分は気売られてしまったのかなとも思います。

映画は本当に迫力がありました。どの役者さんたちも主役級のビッグネームばかり、吉沢くん、流星くんとともに、全員演技が光っていました。

 

国宝の小説を読んでください。さすが、作家の吉田修一さん、筆の力がほとばしっています。そしてあの美しい映像と歌舞伎の舞台は、リー監督ならではです。両方を味わってほしいです。

 

とにかく見たかった映画で、本当に涙が止まらなかったので、私はもう一回映画を見に行きます。