維新は今回の連立協議の中で、中選挙区制への移行を検討するよう求めています。「一票の格差」など、小選挙区制の弊害が近年ますます可視化されてきたからです。そもそも、日本が中選挙区制から小選挙区制へ移行したのは、「金権政治の是正」や「二大政党制の実現」などを目的としていました。1994年の制度変更からすでに約30年が経過しています。とはいえ、どちらの制度にも一長一短があります。おそらく、どのような制度を採用しても、いずれ新たな問題が浮上するでしょう。それならば、一つの制度を固定せず、定期的に入れ替える発想があってもよいのではないでしょうか。
私は、伊勢神宮の「式年遷宮」のように、20年ごとに小選挙区制と中選挙区制を交互に切り替える仕組みが理想的だと思っています。20年という期間は、長い歴史の中で日本人が培ってきた知恵の単位でもあります。4年任期の衆議院議員にとっては5期分、6年任期の参議院議員にとっては3期強。この区切りが制度的に決まっていれば、政治家も長期的な視点で計画を立てやすくなるのではないでしょうか。
これから、選挙制度に関する本格的な議論が始まっていくでしょう。今のままでは「決められない日本」に再び逆戻りする危険もあります。より良い方向へと変化していくことを期待しつつ、自民、維新の議論を今後も追いかけていきましょう。
↓クリック応援よろしくお願いします。





