サプライチェーンのどこで特定のアクティビティを行えばいいのかということについて仮説検証をすることもできます。
今でこそJANコードのような統一商品コードでの小売店でのレジ精算形態が主流になっていますが一昔前までは「店頭値札シール」というものがありました。精算の時はそれを見てレジスターに打ち込む形式です。
この「値札シール貼りをする」というアクティビティをどこでやればいいのかというテーマがありました。
一つの方法としては販売店舗で行うというものです。もう一つの案は納入メーカー側で貼り付けてもらい店舗ではそれを並べるだけでいいというものです。
店舗で行う場合にはそれ専用のスペースがなく店頭陳列時に「値札シールを貼る」という作業をするのかもしれません。あるいは狭いバックヤードで身をひねりながらの作業かもしれません。あるいは販売空き時間を見つけて貼るのかもしれません。
メーカー側で「値札シールを貼る」とすれば物流センターで集中して専任スタッフにより作業が行われるのでしょう。
ここでアクティビティコストは「どんな人がどれだけの時間をかけてどんな場所でどんな機器や設備を使いどのような情報処理によって」などそのリソースがあきらかになるはずです。
これらはすべて処理量や費用、時間など数値で表すことができるはずです。
この表された数字で比較が可能なはずです。
店舗で行う時のメリット、デメリット、メーカー側で行うときのメリット、デメリットも数字などの定量的なもの、全体の士気やアイドルタイムの活用など定性的に考えられるものも浮き彫りになってくるのでないでしょうか。
このように「比較検証」という使い方が物流ABCにはあるのです。
今日のキーワード
”比較検証を科学的に”
