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「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

ロジスティクスや物流現場、日々報道されるニュースなどを直視したり斜に構えたりしてビジネスや社会生活のヒント、情報をちりばめます。

 花王の「サスティナビリティレポート2011」に「生産拠点のリアロケーション」という言葉が使われています。


 これが出てくるのは「物流段階での環境負荷低減を推進」という項です。http://www.kao.com/jp/ja/corp_imgs/corp_csr/sustainability2011_fj_023.pdf を参照。


 同レポートの注釈によれば「リアロケーション」とは「複数向上での生産を行うこと。消費地に近い向上で生産を行うことで輸送距離を短縮できる。」と記されています。


 モーダルシフトや共同配送、直送化、エコドライブ、発注単位の見直し・・・・、エコへの取り組みはいろいろあります。


 物流段階での環境負荷低減はぶつ8流部門だけでは限界があるのです。


 大きく生産拠点の配置や発注方法、その他、全社的なあるいはサプライチェーンでの取り組みが必要なのです。


 ここで「リアロケーション」という発想が何となく目に入りインプットすることになりました。


今日のキーワード

”物流を空間的に考えれば改革がさらに進む”


 

 現状を解明し新たなモノやコト、しくみ等を次のステップへと導く方法は多種多様です。


 帝国データバンクから「ダイハツ九州はどの地域から調達しているのか~サプライチェーンを地図化して考える~」というレポートが発表されました。


 これは大阪市立大学および大阪府立大学と帝国データバンクによる2011年度共同研究プロジェクト「地理報システムおよび帝国データバンクの保有する企業データを用いた取引関係構造の空間分析」の成果の一部であると記されています。


 内容自体はレポートをご覧いただくのが確実でしょう。

 http://www.tdb.co.jp/report/specia/pdf/spe_e110701.pdf


 「中津市に立地するダイハツ九州の取引先データから、ダイハツ九州が実際にどの地域の企業から様々な資材・部品やサービスを調達しているかを、地図によりビジュアルで示すことで、その経済効果を地理的な視点から考察したい」とあるようにビジュアル的に表現することにより多くのことが明らかに浮かび上がってくるのが分かります。


 以前、このブログでも「絵に描いてみよう」とする内容を何度か書きました。文字や言葉だけではイメージが描けなかったものがはっきりしてくる効果があります。


 ダイハツ九州とその一次取引先を紐付けしたスパイダーダイアグラム(全国)ではそのほとんどが九州地域プラス3大都市圏(大阪・名古屋・東京)に集中しているのが見えてきます。


 しかし二次取引先になると、3大都市圏に限定されず日本全国に立地が広がる。ダイハツ九州の二次取引先に限定してもこれだけの広がりが確認できるのであり、自動車産業のすそ野の広さがわかります。


 三次取引のリンケージにおいてはさらに広がってきますが道路網などのインフラなどにも絡んできます。


 調査の目的とは別に、ここではビジュアル的に描いてみれば分析においていろいろな見方が出てくるのでないかということを強調しておきたいと思います。


 一度、地図化したものを見ておいてください。


今日のキーワード

”ビジュアル表現で視点を広げる”

 

 時々このブログにも登場する逆瀬川の支流、白瀬川の今朝の様子です。


「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊-白瀬側


 川の中にミヤマアカネが見えました。これから道路あたりにもとまるようになるのでしょう。


「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊-白瀬のミヤマ


 話は変わりますが、藤棚に花が咲いていました。

「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊-藤棚に


今日のキーワード

”歩けば何かを見ることができる”