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「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

ロジスティクスや物流現場、日々報道されるニュースなどを直視したり斜に構えたりしてビジネスや社会生活のヒント、情報をちりばめます。

 市場で競合する会社間では熾烈な戦いが繰り広げられます。この戦いが新たな進化や発展の厳選となっている面が多くあります。反面、社会全体で見ればあまりにも多くのムダを生んでいることもあります。


 特に環境分野ではお互いが協力し合うことで広く進展しよりよい社会環境へと進むことができることもあります。


 物流分野では「共同配送」などはその成果も多く発表されています。


 表題の「非競争分野における協働」は日本コカ・コーラ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:ダニエル・H・セイヤー)の18日付ニュースリリースで発表されているものです。http://www.cocacola.co.jp/corporate/news/news_20111018.html


 消費財流通業界の15社が主体となって2010年10月に立ち上げたカートンプロジェクトの委員会でまとめられたものです。梱包材というどちらかというと輸配送、保管時の商品保護が本来目的であるものです。一部店頭での大量陳列、あるいは倉庫型販売での広告機能も持つものですが・・・。やはりどちらかというと非競争分野といえるでしょう。


 このカートンプロジェクトは飲料市場の梱包資材(ダンボールカートン)の標準化・規格化を推進してきました。


 プロジェクトの目的の項では「環境サステナビリティへの貢献とサプライチェーンの作業効率向上のため、非競争分野の共通課題について製・配・販3層による協働取り組みを推進する」とあります。環境と作業効率という側面から製・版・配が協働して取り組んでいくというものです。


 カートンの規格を次の3項目で取り組んでいます。

 a) カットテープの廃止*、持ち手の廃止

 b ) 印刷外装表示のガイドライン

 c) 短側面フラップの面積縮小


 校歌の側面は次のようなものです。

 ・CO排出削減量 ダンボールカートン1ケースあたり約4~10%
  a)カットテープの廃止による1ケースあたり削減量約0.87g、およびc)短側面フラップの面積縮小による1ケースあたり削減量約7~18g
 ・標準化による小売、卸の現場作業効率の向上


プロジェクト参加企業も掲載しておきます。
【メーカー】8社
アサヒ飲料株式会社味の素株式会社株式会社伊藤園花王株式会社
キリンビバレッジ株式会社(キリンホールディングス株式会社)サッポロ飲料株式会社(サッポロホールディングス株式会社)
サントリー食品インターナショナル株式会社日本コカ・コーラ株式会社
【卸】4社
伊藤忠食品株式会社国分株式会社三井食品株式会社三菱食品株式会社
【小売】3社
イオン株式会社イズミヤ株式会社株式会社ローソン
 

カートンのイメージ(ニュースリリースより引用)
「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊-カートン


今日のキーワード
”「非競争分野で協働」をキーワードに” 

 

 10月17日付で表題の”モーダルシフト等推進官民協議会「中間とりまとめ」”が国土交通省から発表されました。


 掲載はhttp://www.mlit.go.jp/common/000169793.pdf で。


 報道発表資料、概要、本文等をPDFで見ることができます。


「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊-モーダルシフト


 モーダルシフトを具体化していくには荷主、物流事業者、行政が三位一体となって進めていかなければ軌道に乗りません。


 まだまだ息の長いものになるでしょうが、方向性はこの道しかないのでしょう。


 本文までお読みすることをお勧めします。


今日のキーワード

”目的に向かって着実に”

 他社事例を学ぶ方法としてはいろいろなやり方があります。


 一つは事例発表会やセミナーで学ぶものです。これは企業の担当者や責任管理者などの説明や資料、映像などで学びます。


 二つ目には現場見学会です。こちらは足を運び体でつかみ取るということになります。自身の目や耳が重要な道具になります。


 さらに三つ目には雑誌や書籍、新聞など活字と記事によっては写真で学ぶものです。これは繰り返し読み返すことができます。読み解いていく力を用います。


 そして、四番目の方法、Web上で公開されているものがあります。少しPR色の入っているものもありますが、それを意識してみることで結構、詳しく見ることができます。


 下記アドレスにも動画と音声で8分くらいのものがあります。どんなことが伝わってくるか試してみるのもいいのでないでしょうか。

 http://media.infor.com/apac/customers/TakaraTomy.html


 内容はインフォアさんの提供している株式会社タカラトミーロジスティクスのもので「物流システムをInfor SCM WMで刷新したタカラトミー繁忙期の処理能力を約2倍にし、業務の見える化も実現」というタイトルになっています。


 興味があればごらんになってください。


今日のキーワード

”情報取得はいろいろな手段で”