食品メーカーと小売業のサプライチェーンコスト5 | 「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

ロジスティクスや物流現場、日々報道されるニュースなどを直視したり斜に構えたりしてビジネスや社会生活のヒント、情報をちりばめます。

 さて、センターフィーの基準や根拠が明らかにされていると答えた割合は「売上の○%等」とするものが12.6%、「入出庫料、保管料、配送料」とするものが6.7%と8割くらいが「明らかにされていない」との回答です。


 同報告書40頁、41頁あたりに明らかにされているとの基準や根拠の具体的記述がされていますのでご覧になってください。http://www.shokusan.or.jp/sys/upload/454pdf2.pdf


 ここではその一つ一つについては論及しませんが、ほとんどのもものが小売側が指し示した徴収割合や徴収金額の算出方法であり、実際に小売側での物流にかかっている金額かどうかは定かでありません。


 例えば「入出庫料、保管料、配送費として」というのが基準や根拠になるでしょうか?「荷物1個に対して100 円~130 円。」というのが本当に妥当な数字なのでしょうか?「売上の○○%。」というのも何かわかるようで分からない数字です。「納入金額の○%」も同様です。


 これまでに食品産業センターの報告書のアンケート結果からセンターフィーについて食品メーカーからの回答をもとに現状認識をしてきました。


 サプライチェーンコストの当事者間での公平な分担という観点からするとどんなことが必要か、その方法はどうすればいいのかを次回から考えていきたいと思います。


今日のキーワード

”センターフィーには納得感が必要”