燃費の向上は車そのものの性能向上もありますが運転の仕方によるところが大きいとも言われています。
日野自動車にお客様テクニカルセンターという施設があるそうです。全長1.2㎞の周回路、ドライビングシミュレーター、研修棟、展示場、会議室、ゲストルーム等を備えた施設です。そこでは省燃費運転講習、安全運転講習、低公害車講習、新型車試乗等のプログラムが行われています。
2月24日の同社プレスリリースはこの施設利用者数が累計で3万人に達したことを伝えています。http://www.hino.co.jp/j/corporate/newsrelease/pressrelease/detail.php?id=317
講義から運転実技まで一貫して行うスタッフをそろえたどう施設は近年の環境意識の高まりもあり利用者数も大きく伸びているようです。
省燃費運転の受講者の燃費を同センター内で実際に計測したところ、講習前に比べ平均で約20%向上、中には50%向上した方もいるそうです。また、受講後に実燃費調査を行ったところ、回答のあった8社で平均4.8%燃費が向上しているとも記しています。
このように運転技術次第で燃費向上が可能なのですが、まだまだ意識せずに運転をしているドライバーの方も多いようです。
いすずの「省燃費運転マニュアル」にも意識しておきたいことが記載されています。http://www.isuzu.co.jp/cv/cost/manual/index.html
その中での運転テクニック編では次のような項目につき説明がされています。詳しくは原文をご覧ください。
1.穏やかな発進・加速
2.一定速運転の励行
3.高速段の使用
4.エンジンブレーキの有効活用
5.スピードは控えめに
6.必要最低限のアイドリング
今さら言うまでもないのでしょうが意識して実行するのとしないのでは大きな違いが出てきます。実践をし続ける、そんな風土にしていきたいものです。
今日のキーワード
”意識し実践をし続ける”