物流の基本は「適時・適品・適量」と言われます。
どの一つが欠けても物流品質を満たすことはできません。お客様は自分が必要とする時に必要とするものを必要なだけ手元に持つことが要求事項なのです。
今日、ある新聞で贈答セット品の代替品組み替え出荷があったとの記事を目にしました。
セット品組み合わせの中でAという商品が切れてしまったのでBという商品に切り替えて出荷したとのことです。お客様が注文したものとは明らかに異なります。ギフトの発送商品は贈り主と受け取り主が異なるため基本的には中身が異なっていてもわからないのかもしれません。そのまま何のクレームもないかもしれません。
しかし、物流の基本からすれば明らかに「適品」とはならないでしょう。
さらには、この組み換えでは代替品Bの方が本来の組み合わせ品であるAよりもグレードが高いとされているようです。「グレードアップしているからいいだろう」とするギフト詰め合わせ業者の勝手な判断が入っています。
ギフトを選ぶ時、贈り主はあらゆる角度からバランスなども考えセット選択をしているのsでないでしょうか。それを勝手に組み替えるのはあってはならないことなのです。
この組み換え、在庫問題とかかわりがあります。
必要なものを、必要な時に、必要なだけ届けるというロジスティクスの視点からもしても欠陥といえる事例です。需要をうまくつかみタイミングを合わせた品づくり、品ぞろえをしなければいけないのです。在庫管理の未熟さも露呈しています。
また、業者側からグレードの高い品物としているものでもお客さまにとってはそう評価されていないかもしれません。あくまでもお客様の判断が最優先されるのが理にかなったものなのです。
今一度、物流の基本を思い出しておきたい記事でした。
今日のキーワード
”物流過程でコアの内容についての勝手な判断は命取り”