自然条件と交通 | 「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

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ロジスティクスや物流現場、日々報道されるニュースなどを直視したり斜に構えたりしてビジネスや社会生活のヒント、情報をちりばめます。

 台風、豪雪、地震など人やモノの交通に影響を与えるものがあります。いくら交通技術が進んでも自然の力に勝てないところは残るようです。


 基本的には移動しようと思う(移動させようとしている)地点と地点というスポット的に限定された線の問題であるのが普通です。だから目的地に達しようと近くの地点まで進むことは可能で、そこで待機することになります。


 しかし、現在イギリス全土の空港を閉鎖するという面の閉鎖状態になっているようです。


 原因はアイスランドの首都、レイキャビクの東にある火山の噴火による火山灰が南東に流れイギリスでは航空機のエンジンに被害をおよぼす恐れが出ているというのが理由です。


 このためヒースロー空港を筆頭に各地の空港を閉鎖という処置をとることになりました。


 JALのヒースロー向け便も引き返してきました。全日空もしかり、ノルウエーやオランダでも空港の閉鎖が相次いでいるとも報道されています。


 自然条件には逆らうことはできない交通、移動手段を断たれた人たちの次善の策の選択、ビジネスにもこういった選択を迫られることは少なくないでしょう。


 その選択の中身にその人の適応能力、対応能力が発揮されるといえるのでないでしょうか。


今日のキーワード

”対応力が次の力に”