「修理・在庫などの部品情報、全日空が一元管理 11年秋」という記事が日経NETにありました。
http://www.nikkei.co.jp/news/sangyo/20091012AT1D080C309102009.html
航空機は何と言っても「安全・安心」が最優先されます。運行していれば傷みや不具合が出てくるのは免れません。それらから守るために事前、事前の補修、あるいは小さな不具合の発見、修理が必ず行われなければなりません。
ただ、航空機の部品、構造上あるいは機種などから全日空だけで32万品種にのぼります。これらの在庫状況を瞬時に捉えられ揃えることが整備作業の効率化に欠かせません。
今回のニュースでは購買、修理履歴、在庫などを一元管理できるようにするとしています。そのシステムの運用・保守はインドIT(情報技術)大手のウィプロ(バンガロール市)に委託するとされています。
修理現場ではパソコンでボルト一本から修理履歴まで見ることができるようになります。部品情報の一元管理、長期保管、必要時の瞬時使用にどれだけ応えることができるのかという課題に対するシステム化として注目してみたいと思います。
今日のキーワード
”多品目の一元管理に注目”