食品宅配についてのサマリーで一つの特徴キーワードがありました。
矢野経済研究所の食品宅配市場について1~4月に行われたモノのようです。サマリーは下記URLです。
http://www.ryuken-net.co.jp/news/20090602_2.html
食品宅配市場規模な1兆5,844億円で前年比104.0%と安定成長が続いているようです。とりわけ分野内での伸びが大きいのが「生協の個配事業」、食品宅配市場の半分以上ですが106%と相変わらず大きい伸びを示しているようです。
確かに高齢者や共働き世帯の利便性や必要性が高いのでしょう。そのほかの世帯でも食品という日常、必要とされる物はカタログでの選択で満たされる部分があります。特別な日にお店に足を運ぶだけでいいかもしれません。
伸びが目立つものの中では「ネットスーパー宅配」「自然派食品」があります。
生協個配事業のカタログと同じようにネットで選択できる手軽さも伸びる要因でしょう。自然派食品はわざわざ取り寄せるというこだわりがあります。このあたりが何か今後の市場を暗示しているようです。
牛乳宅配、ピザ宅配、ファーストフードチェーンの出張宅配は少しかげりが見られるようです。
「必要な物を必要なときに必要なだけ」という究極のロジスティクス、コストさえ折り合いが付けばこの宅配というものに勝るものはないでしょう。まだまだ伸びる分野です。
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