100年に一度のチャンス | 「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

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ロジスティクスや物流現場、日々報道されるニュースなどを直視したり斜に構えたりしてビジネスや社会生活のヒント、情報をちりばめます。

 フジオフードシステムという会社があります。

 http://www.fujio-food.com/


 「ご飯と人のよい関係。人の”和”を大切に、食文化を育みます。」とのモットーが見られます。大阪天満の食堂をやっていた両親の元で育った藤尾社長が自然に身につけたものは「食はファッションとかアミューズメント」といった外観にとらわれるのではなく、「美味しさ」とは何かの原点であるのでしょう。


 「あたりまえのものをあたりまえに提供する。」これを原点としているようです。そして料理人だけがそれを提供するのでなく、環境や雰囲気、サービスを含めたトータルバランスこそが大切としています。


 「まいどおおきに食堂」「串家物語」「かっぽぎ」「つるまる」などのメインブランド、そのほかにも多くのサブブランドがあります。


 藤尾社長がこの不況こそ「100年に1度のチャンス」としています。


 この景気悪化はサラリーマンの昼食代も減る一方です。そんな中で昨年12月に導入した280円の「牛丼」が好調だそうです。叉、客単価が500円以下のうどん店「つるまる」も客足が伸びているとも聞きます。さらに「ワンコインで食べられる低価格メニューを強化したい」と藤尾社長。


 このような100年に一度のチャンスととらえている企業は他にもあるのでないでしょうか。


今日のキーワード

”好況時こそ用心、不況時にはポジティブ思考”