今日の朝日新聞の”経済気象台”は「高齢者雇用」。
団塊の世代が次々と60歳を迎えている中、高齢者雇用安定法とこれらの人たちの専門的技術や営業力の活用ニーズもあり、多くの企業で60歳を過ぎて就労しているとの意の書き出しです。
一方で年金の満額支給年齢の64歳あるいは65歳への移行による働かざるをえない状況ができたのも事実。
この記事の中では企業が当人に意気に感じてもらうこと、同時に後進の方々のモチベーション落とさないことの両立、これがなければ組織の活力をそぐことになろうとの指摘をしています。
団塊の世代に限らず、今後の世代の働き方は10年前、20年前の世代とは明らかに変化してくるものと思われます。
当面の生活、将来の生活、大きな問題です。継続雇用で企業の中でどう貢献し、どう生きるのか、あるいは新しい生き方を外に求めるのか、必要に迫られてであれ自分が選択するのかにせよ、自分を見失なわないものが求められるでしょう。
記事の中では企業側の問題、社会制度の問題として「高齢者雇用問題は解決していない。厳しい環境下にあってどこに落ち着くか、本番はこれからである。」と締めくくっています。
経済情勢の悪化と雇用問題、これが高齢者雇用にどう波及していくのでしょう?そして当事者の世代は生き方をどう選択するのでしょう?
今日のキーワード
”前を向くことが基本”