「ゆうパック」、「ペリカン便」の両ブランドが10月からなくなり、統合された新しいブランドでスタートします。
一時、「ゆうパック」ブランドへの統合に傾いていたようですが日通側社員の士気を保つため、第三のブランドを模索することになったとのことです。
現在の宅配事業はヤマト、佐川の二強がダントツのシェアーで、大きく水をあけられた両者の生き残りをかけた事業統合になります。知名度は両ブランドとも高いのですが、いろいろなサービス開発に後れをとってきたところから来る低迷だったのでしょうか。
両社が折半出資し設立する統合準備会社、JPエクスプレス(東京都港区)に承継することを決め、10月1日から事業統合がなされるということです。
分割後の承継会社の状況
商号:JPエクスプレス株式会社
事業内容:宅配便事業及びそれに附帯する事業
本店所在地:東京都港区虎ノ門2-10-1
代表者:代表取締役会長 白金 郁夫
代表取締役社長 木村 潤
資本金86億5000万円
決算期3月末日
新たなブランドへの切り替えは相当のパワーを要するでしょうし、二強への挑戦が成功するかどうかはビジネスモデル競争でもあります。
今後の新しい展開に注視というところでしょう。
今日のキーワード
”統合正否はビジネスモデル次第”