道具を磨く | 「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

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 調理場が閑な時は常に道具を磨いているというお店の話を聞いたことがあります。又、機械や工具を閑なときには必ず磨いているという社長さんの話を聞いたこともあります。そういうところほど、美味しい料理やいい製品を出しているようです。


 倉庫の今もそんな時期ではないでしょうか。


 荷動きが悪い時期です。倉庫にものがあふれているところもあります。逆に荷物が入ってこないからガラガラといったところもあります。


 いずれにしても作業は減っています。


 こんな時にこそ「道具を磨く」時期にしたいものです。


 ものがあふれて困っているなら根本的な倉庫の使い方の見直しをする。思い切って「整理整頓」の精神に立ち返っておおいに磨くチャンスです。


 ものが入ってこなくてがらがらの時、棚の配置や隅々までの動線を研究してみる、そんなチャンスです。


 そう、閑な時は「道具を磨く」、業務のやり方そのものをじっくりと検討し、物理的にも清掃や配置換えなどをするチャンスでもあるのでないでしょうか。多忙な時には目をモノの動きだけに奪われやすいのですから・・・。


今日のキーワード

”閑な時ほどに道具を磨く意識を”