消費と働く意味への視点 | 「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

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ロジスティクスや物流現場、日々報道されるニュースなどを直視したり斜に構えたりしてビジネスや社会生活のヒント、情報をちりばめます。

 車が売れない、デジタル家電も売れない、百貨店の衣料もどうも、ユニクロは売れている、ロフトもまあまあ。


 手の届くところでそれなりの価値を認めるものが消費の対象となる時代のようです。


 人の欲望には限りがありません。しかし、人が持っているから私もというような大量消費社会はとっくに過ぎ去っています。今は「賢く買って賢く暮らす」というスタイルが備わってきたのでしょう。


 もう一つ進んで選択の余地は価格だけというような生存の欲求を満たすのに精一杯という消費行動も多くなっています。中には金はあるが将来のためにある程度保有というような方も生存の欲求ラインの生活をします。地デジ対応テレビでなければ見られない時代が来ると分かっていてもギリギリまで今のテレビを使おうとするのも当然の理でしょうか。


 いくら宣伝をしようが価値をアピールしようがその効果が薄いといえるほどです。ただ、一時的ブームに乗る消費があることはありますが長続きしていないようです。


 手持ちの資産、今の収入、今後の収入予測など計算して消費行動が起こる時代とも言えるのでしょう。


 消費は賢く計算し賢く価値を満たせるものを選別します。


 企業も賢く開発し、選別される購買に対し的確に対応する必要があります。製造現場、物流現場、販売現場、開発現場等々、あらゆる現場もこういった選別する顧客起点の経営の中での現場であることを明記しておくことが大切でないでしょうか。


 現場で働く方みんなが賢い選別する消費者であるはずです。この意識を持った企業側のしくみ作りに取り組んでいくことが大切なのではないでしょうか。


 企業も賢くなっていなければ社会は受け入れてくれないでしょう。人を大切にする企業というのも一つの評価軸にもなります。「売れればよい」は長続きしません、顧客を、従業員を大切にする経営は何か、このあたりで再構築する、そんなことが経営者のみならずすべての働く人に投げかけられているのでないでしょうか。


今日のキーワード

”選別消費の意識から企業行動を構築”