グリーン物流事業の応募がタイトな作業になることについて記しておきます。
毎年、そうなのですが国の予算に関わる補助事業と連動しますので今年であれば平成21年度の事業となります。
従って、グリーン物流事業の応募期間は2月後半から4月始めとなるのでしょう。そして認定審査が行われ、認定されればNEDO(独立行政法人新エネルギー・産業技術開発機構)に補助事業応募し審査を受け、その承認を待っての年度内事業完了という流れです。
グリーン物流事業の最終応募要項が発表されてから4月始めまでの応募書類作成では多分苦労するでしょう。だから今からの準備をお勧めします。
まず、荷主と物流事業者のパートナーを組みます。どちらもがグリーン物流パートナーシップ会議の会員であることが義務づけられます。入っていなければ入会の手続きをします。
どんな事業でエネルギー使用量を削減するのか、事業内容の検討もしておきます。物流効率化に密接に絡んできますのでこの面から連動して練り込むのがいいでしょう。
具体的に内容が決まれば対象となる事業の平成20年の事業前実績をまとめます。特定荷主、特定事業者であれば報告が義務づけられていますから容易にまとめられるかもしれません。もし、それ以外であれば荷物の量や運んだ実績、エネルギー使用量、倉庫でのエネルギー使用量などを算出することがスタートになります。これには一からだと腕力が必要になります。これだけはすぐまとめておきたいところです。
そして計画を練り込み事業実施後のエネルギー使用量見込みを算出します。
計画に投資する金額も必要です。
とにかく専任者が必要と思われます。今からの準備が必要でしょう。
とりあえずグリーン物流パートナーシップ会議http://www.greenpartnership.jp/ に20年度の要領も出ていますので見てはいかがでしょうか。
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”資料は実績値作成から”