サントリーとキリンが千葉県に於いて共同配送を開始すると発表しました。両グループはこれまでにも共同配送の取り組みを行っており連携しての環境負荷低減が今後も進むものと思われます。
ニュースリリース
キリン http://www.kirin.co.jp/company/news/2008/1224_01.html
サントリー http://www.suntory.co.jp/news/2008/10296.html
今回の共同配送は清涼飲料の千葉県内(山市、野田市、松戸市、柏市、浦安市を除く)の配送について両社の物流拠点統合するものです。
ニュースリリースによれば「現在、両グループは千葉県内に清涼飲料商品の物流拠点をそれぞれ構えていますが、今回、サントリーフーズ社の物流拠点(澁澤倉庫(株)東京支店京葉配送営業所、千葉県千葉市)にキリンビバレッジ社の物流拠点(相模運輸新港倉庫、千葉県千葉市)の清涼飲料商品を集約すると同時に、千葉県内のお得意先に対し共同配送を開始します。この取り組みにより、両社合計で、年間のCO2出量を約46.0トン(約11%)削減することが可能となります。」と記されています。
一般的に共同配送は1社配送では荷両が少なく積載効率の悪い地方や遠隔地の幹線便は良く聞きますが、いわゆる大都市圏でも取り組みが進んでいることがわかります。今後も各企業間連携で進んでいくのでないでしょうか。
今回の共同配送は2009年7月に開始されるそうです。市場での競争は行いつつ環境負荷低減、サービスの向上は共同でという動き、物流分野では今後も進んでいくでしょう。
今日のキーワード
”共同配送はさらに進む”