メタン濃度 | 「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

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 世界気象機関(WMO)が2007年度に温暖化ガス濃度が過去最高になったことを発表しました。


 この発表ではCO2は例年並みであったけれど、メタンが03年のピークから上昇が止まっていたのが転じて1998年以来の大幅な上昇になったとのことです。


 メタンの上昇理由は一つは中国やインドなど新興国の産業の活発化、そして北極圏の永久凍土の融解による放出増が考えられるとしています。


 メタンはCO2より温室効果が高く問題であるようです。ただしメタンはCO2に比べその量はわずかであるのも事実です。総体としてどれだけの引き上げ効果があるかも調べてみたいとも思います。


 牛や羊などのゲップ、肥料、天然ガスや水田、ゴミの埋め立て、化石燃料の燃焼などで出ると聞いています。さらに海底にあるメタンハイトレード、これは深海部の海水温が2~3度上昇すると一気にメタンガスに変わるとされます。また、水温上昇の中ではメタンガスが海水に溶けきれず大気中に出てくるそうです。


 今回のメタン濃度の上昇、どんなことを示唆しているのでしょうか?


今日のキーワード

”現象の変化に注目し関心を持つ”