国内で2年に1回、開催されている「国際物流総合展2008」が今日から12日まで東京ビッグサイトで開催されます。詳細は下記アドレスを参照下さい。
http://www.logis-tech-tokyo.gr.jp/JP/
回を重ねるたびに会場の出展内容も変わってきています。
2000年くらいまでは物流の各機能、保管、輸送、あるいは仕分けなどの機器高度化を競い合う展示が多かったように思います。人から機械へ、機械を高度化する、そんな内容です。
2000年頃を境にしてITを利用した物流の高度化が幅広く登場します。それと同時に3PLに見られるような企業経営そのものに迫る提案がコーナーとして登場してきます。会場自体も小セミナーの会場も多くなりそこにも見学者が押し寄せるようになります。
エンジニアやコンサルティングも普通の小間として表れました。
物流機器についても十年ひと昔の様相です。物流機器も基本機能の競い合いでなくITの活用や総合的な活用が語られなくては耳目を集められません。そして、例えばフォークリフトの売り込みの中でもフォークリフトをできるだけ使わない、すなわち「モノをどれだけ移動させなくて済むか」なども盛り込まれた提案も入ってきました。
今回の展示会ではどんなことを感じられるのか、取り入れるべきものがあるのか、じっくりと見てみたいと思います。
今日のキーワード
”展示会に今と近未来を見つける”