昨年、宝塚市の市民環境学習リーダーコースで「宝塚で「クロマダラソテツシジミ」が見つかりました」との話を聞きました。
今年はお隣の西宮市全域でも確認されたようです。西宮自然保護協会の調査で分かったものです。
このチョウ、南アジア原産で昨年も書きましたが沖縄までは確認されているのが宝塚でもいるのが不思議な現象と聞きました。理由は卵やさなぎがついたソテツが持ち込まれたりチョウの愛好家が話したなどまだ憶測の段階でしかありません。
ソテツの新芽を食い荒らすチョウで本州での越冬は難しいと見られていたものが生息していたのです。海外では幼虫がマメ科の植物を食べているという報告もあり注意を要するようです。
92年に沖縄で初めて集団発生が確認されたのですが15年で宝塚まで北上したことになります。
はっきりとは分かりませんが北上するチョウは亜熱帯ゾーンも北へ移動していることを表しているというのは思い過ごしでしょうか。
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”自然も時とともに変化している”