受注生産での完成品在庫の持ち方。
出荷先の使用形態にもよりますが、完成品総量がそろった段階でないと出荷できないでしょうか?場合によっては間に合うのであれば1個ずつ納入してくれたら自社で在庫を持つ必要がないとするお客様もいるのでないでしょうか?
もし、1個ずつでいいのなら1個ずつ完成させ都度、出荷すればいいはずです。すなわち出荷のタイミングに合わせて作るのです。従って、間に別の完成品のできあがりを挟むことがあるかもしれません。1ラインの大量生産型では思いつかない発想でしょうが、1個流しのところでは常識的な考えです。作りすぎのムダは在庫のムダを呼びます。
作りすぎのムダを減らせば、在庫のムダも減らすことができます。
個別分納を求めるお客様はそういないのかしれませんが、お客様の調達倉庫に長期間眠っているというのも多いのでないでしょうか?このあたりに課題を見つけている会社も少しは聞きます。
見込み生産の方式とは異なりますが、在庫問題の一つの勘所です。
今日のキーワード
”企業間でも1個流しの思想も!