三田藩歴史巡り、天満神社の次は金心寺です。
こちらは所々、宅地開発された間を縫ってのコースです。少し道に迷いましたが木々に囲まれた中に金心寺がありました。
如意山 金心寺は1300年前に今の有馬高校、三田小学校一帯に七堂伽藍を完備した大金心寺が建立されたとされています。20万石の寺領田を持ち、その門前町として三田の街が形成、発達してきたと記されています。1555年に伊丹城主、荒木村重が立てこもり三木の別所長治と気脈を通じて反抗したために織田信長の怒りに触れ焼き討ちにあい大伽藍は灰燼と化しました。その後、屋敷町に再建されたが明治になり現在の地に移転されました。
弥勒仏の胎内から「当地を松山の庄という。之を金心寺三福田により三田と改む」との文字が発見されました。三田という地名の起源はここから始まったといわれています。三福田は「恩田、敬田、悲田」のことだそうです。
次は心月院です。
1633年に鳥羽より移封された九鬼氏が以前からあった梅林寺を増改築、寺号を天翁山心月院とし鳥羽の菩提寺常安寺の覚雄是的和尚を開基、九鬼家代々の宗廟としました。現在の山号は「清涼山」で寛文5年(1665年)に改められたものです。境内には歴代藩主のお墓があります。
又、ここにはあの白洲次郎先生のお墓もあります。
今回の歴史巡りの最終は歴史資料収蔵センター。
ここには三田地区の各地域の歴史資料が収蔵されています。祭りや生活など各地の生活などに触れることができます。
あいにくの雨空の1日でしたが、それはそれで5月の雨、厚さを避けられ好天といってもいいくらいの小雨でした。歴史を学び、環境を考える、そんな1日を楽しみました。
今日のキーワード
”過去に学び未来に備える”


