朝日新聞のコラムに「経済気象台」という枠があります。経済記事は日経新聞を中心に読むことが多いのですがこの枠はいつもおもしろいロジックで組み立てられており目を引くものがあります。
今日、5月28日の内容は「競争力強化の苦しみ」とのタイトルで記載されています。
記事の組みたて
「企業のグローバル化、国際競争の激化BRICSなどの新興国や資源国の比重増大→我が国製造業は姿を変えつつある→国内外に販路を持つ企業の輸出比率は50%超えている(自動車、建設機械、工作機械、電子機器など)→国内市場は人口構造を見れば拡大は望めない→成長の源泉は海外市場にある→海外比重増→企業の構造再編への取り組み→その一つが選択と集中→①パソコンなどの組合せ型商品からの撤退と頼高度な技術分野での内外企業との統合・連携での競争力強化、②全ノウハウを結集した統合型製品の分野(自動車、工作機械、事務機、建設機械など)の世界的規模での生産販売網の一層の強化→競争力を高めるため企業利益の研究開発分野と設備投資への投下→賃金の伸び悩み→国民生活への影響→グローバル戦略を展開できる人材の不足→海外人材の活用あるいは国際的に活躍できる自立的かつ創造的な人材の育成が鍵になる。」
社説欄に比べれば小さな囲み欄ですが、一つ一つのパーツを見ると裏側に隠された様々な企業活動の源泉に関わるものが含まれていることが分かります。
組み立てを「→」で追ってみましたが、これを文章化した記事自体もうまく表現されており多くの含蓄ある表現になっています。
今日の朝は人に読ませる文章表現と国際競争の中で企業のテーマについていろいろ考えることのできる記事に巡り会えました。
今日のキーワード
“今を勝ち抜くためロジカルに戦略を”