暗やみの中の体験 | 「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

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 昨日は宝塚福祉コミュニティプラザ祭り。

 

 一昨日は10時からその中のイベントの一つ「暗やみの絆」の会場設営、3時から物販などのテント張り、テント張りの方は雨の中の作業で苦戦。

 「暗やみの絆」は1回に7~8名の方に参加していただき暗やみの中での体験によって絆を感じていただくというものです。

 明るい入場口から半暗やみの場所をくぐり抜けると全く何も見えない闇の世界です。頼りになるのは通路の左右にある通路壁をさわって感じるもの、先頭を行くガイドから順送りに伝えられる声だけです。カーブが来たこと、上り坂になること、下り坂になることなどが伝えられ参加者はそれに集中しながら進んでいきます。

 進んでいくと広場に到達します。そこには椅子が円形に並べられています。全くの暗やみですからどこか位置が定かでなく感じることもあります。広場にはいるとき、手をつないでいただいて円形の周りを一周すれば各自が自分の椅子を確保できます。そこに着席しいろいろなゲームを楽しみます。そこでの体験で初めてあった方で姿形は見えないのですが声だけ、手のつながりだけで不思議な絆を感じられるのがこのイベントのクライマックスです。

 絆を感じながら退出側の通路までを手を取り合って歩きます。後は入ってきた時のように手で通路のガイドをさわりながら半暗やみに出て少し目を明るさに慣れさせます。2から3分して明るい場所に出るとみんなの感じ方はそれぞれ違うのですが同じ体験をしたことをいろいろ話し合っているようです。

 こんなイベントでの先導ガイド役や非常時にそなえての暗やみの中の保安係、参加者の荷物預かりなどをやらせていただきました。

 そのほかにもいろいろなイベントがありそれぞれのコーナーでも大変盛り上がっていたように思われる1日でした。

今日のキーワード

“何かをすることによって何かを感じられる”