食糧をどうする | 「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

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ロジスティクスや物流現場、日々報道されるニュースなどを直視したり斜に構えたりしてビジネスや社会生活のヒント、情報をちりばめます。

 中国からの食品輸入ではいろいろな問題点が指摘されています。もう少し大きく地球規模での食糧事情を見るとアフリカでの高騰する食糧に対するデモで死者が出たり東南アジアでも米の輸出をひかえる国も出ています。

 天候異変から来る穀物の高騰、加えてバイオ燃料への使用などもあります。確実に環境問題、食糧問題、人口問題と地球規模での問題が噴出しているのです。

 一方、日本では58万ヘクタール(埼玉県の広さに匹敵)もの耕作放棄地があります。にもかかわらず食糧自給率は低迷しています。将来的にも輸入できる保証はありません。

 このあたりで日本として農業をどうするのか、真剣に論議し国策をたてることが必要でないでしょうか?

今日のキーワード

“食糧は生き残る糧”