日経新聞が特集連載している「環境力」シリーズ第6部の表題の今日の記事から。
サブタイトルでは「偽装許さず 取引先も監視」そして横見出し「性善説には頼れない」となっています。
「すぐに製紙会社に電話して工場に足を運べ」。こういったところから切り出しています。記事からは離れますが、日本の企業の多くは取引先との契約で契約内容通りの仕様で入るものとする性善説に立っていました。
これが株主優先、利益優先の風潮に変わって契約自体が守られない状態も不思議でなくなったようです。
もう一つは日本であれば「契約は守られるもの」という考えが主流です。経済のグローバル化の中で「契約は名ばかり」というところをも相手にしなければならなくなったようです。
偽装に対する欧米型企業の素早い動きも照会しています。とにかく性善説には立っていないのです。
日本企業も偽装があるものというくらいの「性善説」から離れる必要があるかもわかりません。
今日のキーワード
“現場から離れては良いものはできない”