「グリーン購入法に適合しないと競争市場に参画できない」
今回の偽装再生紙問題、「環境」というキーワードの中で再生技術、再生コスト、競争社会という市場と文明、人の価値観、環境への配慮等々、多くの問題を投げかけています。
コピー用紙などは市場で安さが求められています。再生紙=安い、消費者にはそんな意識もあります。残念ながら地球に優しいのが再生紙と考えている方はそう多くないかもしれません。今回の配合率を見るとその配合基準も満たしていないことがあったようです。
技術問題、古紙の価格問題など多くの隠された問題もあるようです。
官公庁などは再生紙を使用ということで今回の問題で再生紙不足が出そうな感じでもあります。
缶のリサイクルでも国内のリサイクルセンターにまわってくるものが少なくなってきているという問題もあります。
リサイクルのシステムでも市場原理との戦いもあるようです。
今日のキーワード
“環境問題は市場原理を打ち破る必要がある”