年間1億6600万トンのCO2が日本の家庭から排出されているそうです。(2006年度速報値)
日本全体の排出量の13%にあたりますから少ない量ではありません。構成を見ると照明・家電が37%、給湯が28%、暖房が27%、キッチン6%、冷房2%となっています。
90年度からすると約30%増えているそうですから伸び率からすると産業部門より高いことになります。核家族化、パソコンやテレビの台数の増加など便利さとの引きかえでしょうか。
対策としては省エネ型の家電、こまめな節電などになるのでしょうか。
中小規模のマンションやアパートなども省エネ規制がされるようです。省エネ構造などの知恵も出したいところです。また、風を利用したり緑を取り入れるなどの工夫も必要でしょう。
省エネ、CO2排出量削減は待ったなしの課題であることを真剣に受けとめたいものです。そしてそう考える人を増えてもらうように輪を広げたいものです。
今日のキーワード
“家庭部門のCO2、見直しをすぐ”