現場の提案書 | 「ロジスティクス・物流・マネジメント日々雑感」篠原ロジスティクスオフィス 篠原和豊

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ロジスティクスや物流現場、日々報道されるニュースなどを直視したり斜に構えたりしてビジネスや社会生活のヒント、情報をちりばめます。

 女性ばかりの職場です。改善活動をずーっと重ねてきました。

 今回は自分たちの職場にとどまらない関係部署との連携調整をすることが生じました。普段の改善では模造紙に絵を描いたり簡単な文章表現でも事足りていたのですが、他の部署に呼び掛けるとなるとあらたまってしまいます。

 しかし、難しい文書で何を言いたいのか分からなくなってもいけません。

 どんな方法をとったのでしょう。

 最終的には自分たちの普段通りのやり方が一番いいという結論に達しました。

 自部署で発生している問題、どこを改善したいのか、そのうち自分たちでできること、それをやればどこまでできるのか、そして関連部署に協力をお願いしたいこと、これをすべて絵を中心に表わしそれを持ってまわり説明しました。

 これがすごく好評だったのです。

 文章では伝わらない裏の表現もあります。絵を持ってまわることで言いたいことがすぐ伝わりました。

 肩肘を張って構えるより自分たち流で十分間に合うのです。

今日のキーワード

“提案書は分かりやすさが一番”