京の紅葉の季節は11月、イメージ的にはこれが通念でしょう。
しかしここ10年でイロハカエデの見頃が12月にずれ込んだのが4回(京都地方気象台調査)と地球温暖化の影響が明らかに表れています。
早朝に霜が降り始めると一気に色づくものが今年の暖かさからすると遅れるのではという観測がされています。
朝日新聞関西版夕刊に出ている紅葉便り(JR西日本、何回電車調べ)でも今は《色づく》として滋賀県で延暦寺、広徳寺、醒井養鱒場、京都で府立植物園、上賀茂神社、大覚寺、毘沙門堂、天龍寺、三室戸寺、正法寺、大阪の万博公園、兵庫の神戸市立森林植物園、神戸市立布引ハーブ園、音水渓谷、原不動滝、赤西渓谷、最上山、福知渓谷、武田尾温泉、奈良では町長岳寺、談山神社、和歌山で高野竜神スカイライン、根来寺となっています。そして《みごろ》は兵庫の氷ノ山が記載されています。
京の紅葉はまだまだといった感じですが、場所によってその時期はそれぞれですので11月から12月にかけて長い期間にどこかで見頃があるということになるのでしょう。
温暖化は生態系にも微妙な影響を与えているようです。
今日のキーワード
“地球環境はひとり一人が考え何かをすることから”